BOOK「経営戦略全史」
本書は、「ベスト経営書2013」で第1位を、また「ビジネス書大賞2014経営書部門」で大賞をそれぞれ受賞しています。
経営の戦略については幾つもの取り組み方が出ていますが、全体を時間的経過をきりくちとして俯瞰してみれるのがこの経営戦略全史です。
他の書籍や会話の中で、幾つもの戦略が取り扱わられている時、ふと自分がどこにいるのかわからなくなり、この本を読み返して全体のどこにいるのかを知るのにも利用しています。
この著書漫画もでています
マンガ経営戦略全史 確立篇
マンガ経営戦略全史 革新篇
こちらは更に読みやすくさらっと読めます。
BOOK 「世界を変えた100日」
歴史には大きく状況や情勢が変わる瞬間がある。その時運良く居合わせたカメラがその歴史を塗り替える瞬間を切り取っている。
私のイメージにこびりついた一枚はベルリンオリッピックでのジェシー・オーエンス (James Cleveland "Jesse" Owens)の100メートル決勝の一枚。
時はベルリンオリンピック、当時のドイツの指導者であるアドルフ・ヒトラーとナチス党が持論である白人種アーリア人の優越性を証明することを望んだ大会であったのだが、見事100M・200M・幅跳び・リレー4冠の金メダル獲得優勝した。ベルリンの人たちは彼を「オリンピックのヒーロー」として迎えた。
今では白人・有色という区別なくオリンピックを含めたスポーツに参加できるが、野球やマラソンなどの分野においても差別は最近まで行われていた。ボストン・マラソンのKathrine Switerさんも最近改めて出場し注目を集めたが、女性のマラソン参加も最近まで許されてなかった。
歴史を覆し踏み出す一歩は国や組織の場合もあるが、一人の揺るぎない意志が未来を変える一歩となる素晴らしい瞬間がそこにはある。
新しい取り組みや変化に周りの抵抗は、日々の生活や仕事においてでもある。それは比較にならない小さなものではあるけれど起こっている。その中であらためて過去の人々の挑戦を写真を通して見るだけでも勇気が湧いてきませんか?私はすくなからず一歩踏み出してみようと。。。
BOOK「戦略PR 世の中を動かす新しい6つの法則」
本田哲也 著
PRについた書籍ですが、この本を読むとPRの本質はどこにあるかを教えてくれます。
ただ素直に企業の情報を正しく伝えるだけというイメージがありますが、
ここで掲載されている事例を読むと、社会で起きている小さなことや、人々が当たり前だと習慣として身につけている部分を変え、現実の世界で行動が変化する具体的事例を示唆しています。
事例について多く掲載されており、背景等もふくめてわかりやすい解説です。
本の中の事例
保険会社 TRYGG HANSA
DON'T DRINK AND DIVE
http://folkefilm.se/2016/01/trygg-hansa/
飲酒後の遊泳が危険だということを知らせる事例
フィリップス
Philips Breathless Choir
ブランディングに近いものですが、フィリップスが単純に人々の役立つ商品を提供してるだけでなく、夢や勇気を提供する企業であるとなげかけています。
TEST001
ブログ掲載001